DCIって?2
こんにちは、タヒです。
前回に引き続き、DCIとはなんぞやというお話です。
目次
- DCIってどんな大会?
- 誰が参加するの?
- どんなチームがあるの?
- どんな生活をするの?
どんなチームがあるの?
DCIに参加する団体は無数にありますが、ここでは俗に"トップコー"と呼ばれる上位12チームを書き連ねます。
- The Blue Devils
- The Cadets
- The Cavaliers
- Santa Clara Vanguard
- Phantom Regiment
- Bluecoats
- Carolina Crown
- Boston Crusaders
- Blue Stars
- Blue Knights
- Crossmen
- Mandarins
上から優勝回数の多い順に並んでいます。全てのチームを紹介するのはしんどいので、今回は代表して3チームを紹介します!
The Blue Devils
DCI史上最多の優勝回数を誇り、常にトップ3をキープし続ける超実力派集団、それがThe Blue Devilsです。「ブルー」「デビルス」「ブルデビ」なんて呼ばれます。ここに入ることは並大抵のことではなく、ミュージック・ビジュアル両方ともめちゃくちゃ上手い人ばかりです。DCIに行った人の中でも、ブルーに行ったとなれば一目置かれる存在になるのです。
選曲はジャズが多く、ドリルは比較的優しいことが多い印象です。ブラスのサウンドはかなり高音寄りの作り方ですね。風の噂では、上手い人しかいないからか、練習がとっても楽だとか...笑
ブルーのおすすめ動画はこちら!
Bluecoats
2つ目に紹介するのは、Bluecoatsです。こちらは「ブルー」に対して「コーツ」と呼ばれます(Blue~というチームが4つもありますが、お互いに関係はありません。名前が似てるだけです笑)。コーツはここ数年で順位を上げてきた、新進気鋭のチームです。テーマに「傾き」「動き回る騒音」を起用するなど、かなり斬新なショーをする印象です。
チームとして「オリジナリティの追究」を非常に大切にしているそうで、サウンドやショーの作り方は確かに個性的です。本当にこれはマーチングと言えるのか?とか思う人もいるみたいですが、個人的にDCIで一番好きなチームですね!
コーツのおすすめ動画はこちら!
The Caverliers
最後はこちら。緑の衣装に黒のハットがトレードマーク、「紳士のチーム」を称するメンズコー、The Caverliersです。一般に「キャビー」と呼ばれます。メンズコーならではの圧倒的運動量と、ドリルの精度の高さが売りで2000年代前半、圧倒的な強さを見せました。その機械のような異様な揃い方から「Green Machine」と呼ばれます。
よくあるマーチングバンドは、歩き方に「ストレートレッグ」を採用しますが、このチームは「ベンディング」で歩きます。要するに、膝を曲げて歩くんですね。日本ではほとんど見られず、DCIでも数チームしか使用していません。とても格好いいですよ!
キャビーのおすすめ動画はこちら!
以上、3チームをご紹介しました。また次回以降、各チームについて紹介する記事を書こうと思います。次回は、DCIでの生活についてまとめます。